6月27日(土)梅雨の晴れ間。前日のライブカメラの水況から行けると判断して、飛騨宮川へ。が、ついてみると水位は悪くないが、茶色い濁り…また、いつも放水しているダムの放水口からの水は止まっており、さらに上流のダムからの放水が結構な勢いで出てきている。濁りがきついうえに、水の流れはあまり見たことが無い状況。これは難しい釣りになりそう。
まずは増水後、魚がたまる傾向があるポイントにエントリー。このポイントは増水時でも流れが緩く、増水後はかなり魚がストックされていることが多い。釣り始めるとすぐに小ぶりのニジマスがヒット!ボーズを逃れることが出来安堵。その後同じパターンで数匹小さいものを追加したのちラインに当たりが出たので合わせると明らかにこれまでとは違う引き!ヘッドシェイクの後対岸に向かって一気にダッシュ!何度かラインを出されましたがキャッチ!
まだまだ魚はストックしていると思われますが、他のポイントが気になり、移動。小河川が本流に向かって流れ込んでいるポイントへ。川の合流点では反応が得られなかったので、少し小川の調査。瀬の中で小魚がちらちら見えたので、小さめのニンフを流してみると、ヒット!15cm程のヤマメでした。立て続けに10匹ほどキャッチしました。釣りあがって少し深さがある瀬。引き続きヤマメを狙っていると流心で当たり。水中でうねる魚体を見てびっくり!なんと50cm程のニジマス。少し下流に下られながらも無事キャッチ!
移動しながら数匹追加したのちS木師匠到着。S木師匠は到着後私の倍ぐらいの速度でバンバン釣っておられました。私も師匠ほどのペースではないですが、10匹ほど追加し、午前中終了。午前のみで40匹。
お昼休憩をはさんで午後。S木師匠とは別のポイントへ。午前中入った流れ込みのポイント。午前と比べ若干水の色が良くなったからか、魚の姿がちらほら見えます。明らかな50upの姿も…が、なかなかヒットに持ち込めない…小ぶりのニジマスと尺ウグイを数匹釣り、粘ること約1時間。うまく毛ばりが流れになじむ流れを見つけた!と思った瞬間にラインが止まり合わせるとヒット!デカい!縦横無尽に走りまくる!何度も何度もラインを出されましたが何とかキャッチ!
リリースして同じ流れに毛ばりを乗せると…再びヒット!またまたでかい!!先ほどの魚ほどではないもののよく引く!!
S木師匠は爆釣して16時ごろご帰宅されました。
この時間帯になると、川の濁りがかなりましになってきました。これはチャンスかもと思い、ダムの放水口近くのポイントへ。この日は日中。4回ほどダムの放水サイレンが鳴り、朝全く放水されていなかったダムの放水口からかなりの勢いで水が出ていました。かなりの激流ですが、うまくやればそこの流れに毛ばりが乗せられそうです。
かなり重たい毛ばりを2本針仕掛けにして、激流の中を流していくと、一気にラインが水中に引き込まれヒット!それほど大きくないですが激流の中なのでかなりのファイト!何とか上がってきたのは40cm弱の鰭ピンニジマス!
同じパターンで数匹釣ったのち、激流の脇、少し流れが緩んだポイントに下流に向かって毛ばりを流し込むと、ラインに微妙な変化。合わせるとヒット!水中でヘッドシェイクする魚の姿が見える!結構な良型!流れの中を下られたらたぶんアウト。4Xのティペットですが、かなり強引にファイト。何度もラインを出され約5分ファイトして上がってきたのはこの魚!!
その後18時30分まで釣り、本日60匹ちょうど。今日はダム放水と昨日の雨の影響で川の状況がコロコロ変わり、難しい一日でしたが、何とか攻略できたかなという印象。S木師匠の釣りから得たヒントもありますので、次回以降もっとテクニックを磨いて自分のものにしていきたいと思います。
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