この時期よく通う天竜川C&R。静岡県は冬季C&Rエリアが沢山存在しますが、私の拠点からでは天竜川が最寄ですので、この時期は例年よく通います。今シーズンは先日の台風のため増水、濁りが引かず、初回放流が1週間遅れましたが、先週第一回、今週第二回の放流が実施されましたので、行ってきました!(場所やポイントの紹介については今後別記事で検討)
6時過ぎに釣り開始!水の透明度は10cm程。20cm程の水深でも歩くのが怖くて珍しくウェーディングスタッフが手放せません。釣果的にも厳しいものになるかな…と気持ちもちょっと沈みます。とりあえず放流ポイントである秋葉ダム直下、中島から攻め始めます。とりあえず今日は右岸の深みから攻めます。すると第3投目でニジマスがヒット!サイズは40cm程。まだ薄暗かったことと、簡単に釣れたことからどうせこの後も続くだろうと甘い考えから写真を撮らずにリリース。ですがこのリリースを後々後悔することになります…その後深みのあるポイントでいろいろ試しますがあたりが出ません…その後中島上流部の瀬になっている部分。このあたりも攻めてみますが全くあたりが出ません…左岸に移動して釣りをしていると釣り友のS山さん登場。朝から下流の雲名ですでに3匹釣られたようです。S山さんは右岸へ。私は左岸でそのまま続行。その直後1匹なんとか1匹かけますがすぐにばれてしまいます…淵の流れ出し付近を流しているとようやく2匹目。
その後あたりが出ないので再度右岸側へ移動します。ながれの緩いところへ毛ばりを送り込むとヒット!何とかAM3匹目。12時半ごろいったん切り上げS山さんと昼食をとり、午後からは雲名へ。到着すると橋脚上流付近に人が固まっています。橋脚は放流ポイントより100mほど下流に位置しますが、放流ポイントよりも上流に行った魚もいるのでは?と考え上流を攻めますが当たりが出ません…その後橋脚の下流に移動しますが一度あたりが出たのみ…中島に移動しようかとS山さんに電話してみると橋脚上流で釣りをしていたS山さんには結構あたりがあり3匹釣れたとのこと。ポイントの端に入れてもらうと第一投からあたり!ですが空振り…その後2~3投すると再度あたり!いいサイズ!
その後さらに同じサイズ帯の魚を釣り上げ本日終了。
今日は周りのフライマン(ルースニング)やルアーマンは私よりもつれていたようです。今日うまく釣れなかった理由を少し考察。今日は濁りが強く水中では10cmぐらい先までしか物が見えない状況。このような状況下ではフライはルアーに比べて波動やフラッシングで魚にアピールすることが出来ないので、不利であったと考えられます。
ではルースニングについてですが、ユーロニンフ系の釣り方と比べて、流れの緩いポイントで一定層をゆっくり流せるというメリットがあります。今日の魚の付場は底ではなく中層。それなりの透明度があればユーロニンフ系のシステムでもフォール中の毛ばりを見つけてある程度毛ばりを追ってくれますが、今日のような濁りが強い日は縦の動きに魚がついてこれず、毛ばりを見失ってしまっている可能性が高いのではないかと考えます。
今日は苦肉の策で後半からは浅瀬についている魚に的を絞って攻めていました。浅瀬の方が光が水中に光が届いており、毛ばりが見えやすいということと、底近くを毛ばりが流れていても中層に定位している魚でも見えるのではないかという考えからです。作戦は当たって、ある程度魚を釣ることが出来ましたが、限界がありました。
次回の作戦ですが、いろいろ考えておりますが、非常に根がかりが多い川ですので、毛ばりのロストが心配(本日も30発ほど毛ばりをなくしております)。アピール力が強い毛ばりについては一つ考えているものがあるので、システム含めて作戦を練り直して次回挑戦します!!
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