コロナウィルスの影響で私の会社では残業が禁止になり、自宅にいる時間がかなり増えました。私だけでなく、自宅にいる機会が増えた方も多いかと思います。そうなるとやることといえばそう。タイイングですね。
ニンフィングをしていると、どうしても根がかりが多くなってしまいますので、毛ばりもコストパフォーマンス重視のものを私はよく使用しています。極力コストカットするために、出来る限りボディ材やティンセル等のマテリアルをホームセンターや100均で入手するように心がけています。
今回は表題のとおり、スレッドの代替品として100均ミシン糸を紹介したいと思います。
外観
まず目に入る明らかな違いはボビンのサイズがかなり大きいです。小ぶりのボビンホルダーは使用できないでしょう。最寄のダイソーには白と黒のみ若干小さめのサイズがありましたが、それでもフライショップ売られているスレッドと比較するとかなり大きいです。小さめのボビンホルダーは使用が難しいでしょう。
太さについて
ダイソーには#50と#60の2種類が売られており、#50の方が細いです。両方使ってみましたが、#60は太すぎて使用にやや難ありと感じました。
私が普段使用しているVeevus の8/0サイズと太さを比較してみました。ご覧のとおり100均ミシン糸(#50)の方がかなり太いですね。写真上側が100均(#50)下側がVeevus (8/0)です。
色について
私が購入したのは白・黒・赤の3種類ですが、緑・黄色等タイイングスレッドほどではありませんがそれなりに色はそろっていました。
使用できるボビンホルダーについて
左側がティムコ製のボビンホルダー。右側はアキスコ製のボビンホルダーです。フィッシング遊で売られていたボビンホルダーはティムコ製と比較して大きめに作られているので、100均ミシン糸も問題なく使用できます。通常サイズのボビンでも今までストレスを感じたことは無く、こちらのボビンホルダーもかなり高コスパでお勧めの一品です。
使用感について
結論から言うとかなり良いと感じています。よかったポイントは下記の通り
①すべりが良くウィップフィニッシュしやすい。
②強度が高く切れにくい。
③太さがあるためそのままボディー材としても使える。
もちろん万能というわけではなく、太さがあるため、小さいフライや細かい作業を要するフライには当然向いていません。私は#14以上フックに毛ばりを巻く時は100均ミシン糸を使用しています。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました♪
コメント